島根・奥出雲を巡る春の日帰りツーリング記録
春の空気を感じながら、福山市から島根, 奥出雲方面へ日帰りで走った一日。遠くまで行きすぎず、それでもしっかり気分が切り替わるルートを探した結果、道の駅, 滝, 棚田をつないで巡る流れになった。派手な観光地を詰め込む旅ではなかったけれど、走る時間も立ち寄る時間も含めて、じわっと満足感の残るツーリングだった。
途中で立ち寄った道の駅 赤来高原の空気感は特に印象に残っている。店内に入った瞬間、焼きたてのパンとカレーの匂いが広がっていて、それだけで少し気持ちがほどけた。こういう小さな発見があると、ただの移動がちゃんと旅になる。
この日のルート
- 福山市を出発
- 道の駅 赤来高原
- 八重滝
- 道の駅 おろちの里
- 福頼棚田展望台周辺
- 道の駅 鯉が窪
- 福山市へ帰宅
走行距離
- 約265km
印象に残ったポイント
- 10:03 出発 予定より少しゆるくスタート。まずは走り出すことを優先した。
- 12:27 道の駅 赤来高原 パンの種類が多く、店内の香りも良い。カレーパンと蜂蜜チーズパンを温めて食べられたのがかなり良かった。
- 13:11 八重滝 自然の雰囲気はとても良い。ただ、歩道の状態は思ったより軽装向きではなく、無理して奥まで行くより引き返す判断が正解だった。
- 13:55 道の駅 おろちの里 長居はせず短く休憩。次の景色に向かうための中継地点という感じ。
- 15:22 棚田周辺, おろちループ方面 棚田の広がりと道中の風景がこの日のハイライト。バイクと風景を一緒に撮りたくなる場所だった。
- 16:52 道の駅 鯉が窪 帰り道に立ち寄って、はっさく詰め放題を発見。最後にちょっと得した気分で締められた。
良かった点
- 道の駅 赤来高原の満足度が高い
こじんまりしているのに売り場の密度が高く、パンの香りも含めて立ち寄る価値があった。休憩地点としてちょうど良く、旅の序盤で気分を上げてくれる場所だった。
- 景色が単調にならない
道の駅, 山あいの道, 滝の入口, 棚田と、短い一日の中でも風景に変化があって飽きなかった。
- 棚田周辺の空気が良い
その場に立った時の開けた感じが心地よく、写真を撮るためだけでも寄る意味があると感じた。
- 最後までツーリングのテンションが落ちにくい
帰りに道の駅 鯉が窪で小さなイベント感のある体験が入ったことで、最後までちゃんと楽しい一日として終われた。
微妙だった点
- 八重滝は軽い気持ちで入ると少し厳しい
自然の雰囲気はかなり良い一方で、歩道の整備状況を考えると、気軽な格好のまま奥まで楽しむのは難しかった。
- 道幅が狭い区間は人を選ぶ
棚田周辺は景色が良い反面、少し未舗装路があり、道幅も狭い。車種や運転に不安がある人にはやや気を使うルートだと思う。
- 観光地としての派手さは少ない
有名スポットを次々回る旅ではないので、分かりやすい刺激を求める人には少し地味に感じるかもしれない。
次回に向けたメモ
- 八重滝をしっかり見るなら、スニーカー以上の歩きやすい装備で行く
- 時間にもう少し余裕を持たせて、滞在時間を長めに取る
- 棚田は稲の色が出る時期にも再訪したい
- 写真目的なら、道の駅の食べ物, 棚田, 桜のカットを最初から意識して回ると満足度が上がりそう
写真
棚田周辺とバイク

福頼棚田周辺で撮った一枚。山並み, 田畑, バイクが素直に同居していて、この日の空気感をいちばんそのまま残せている。今回のカバー写真にもこのカットを使うことにした。
八重滝入口付近

八重滝は奥まで踏み込まなくても、入口周辺の時点で山の斜面と春先の色の混じり方がきれいだった。場所の雰囲気を伝える記録写真として相性が良い。
最後に
この日のツーリングは、絶景だけを追いかける一日ではなく、途中で感じた空気や匂い、少し遠回りした先にあった景色まで含めて記憶に残る一日だった。思い通りにいかなかった場所もあったけれど、それも含めて次はこうしようと思える余白がある。春の山あいを抜けながら、ただ前へ進むだけで気持ちが整っていく。日帰りでも、ちゃんと小さな旅をした感覚が残る。そんな奥出雲ツーリングだった。